キンプリはただの序章だった!?キンプラが最高過ぎた件【ネタバレあり】
とうとう公開が始まりました、KING OF PRISM ‐PLIDE the HERO‐
前作、キンプリが興行収入6億を突破し【応援上映】という新しい劇場の形を作った作品。今更説明する必要もないとは思うのですが、キンプリって何?どんな映画?って人のために・・・
King of Prismとは
『レインボーライブ』に登場した男子プリズムスター3人がテレビシリーズ最終話で新ユニット・Over The Rainbowを結成して以降のエピソードを描く完全新作の劇場版。『プリティーリズム』シリーズとしては2014年公開の『劇場版 プリティーリズム・オールスターセレクション プリズムショー☆ベストテン』に続く2作目(『プリパラ』とのクロスオーバー作品である『劇場版プリパラ み〜んなあつまれ!プリズム☆ツアーズ』を含めた場合は3作目)の映画となる。また、2017年6月10日に続編であるKING OF PRISM -PRIDE the HERO-が公開された
元々はプリティーリズムレインボーライブ(以降プリリズRL)で、でてきた派生ユニットだったOver the Rainbow(通称オバレ)をメインにしたスピンオフ作品だったわけです。そして、キンプラはその続編となります。
当時、友人の家でみたこのキンプリが私の中で衝撃的過ぎて次の週にはプリリズRLを一気見視聴を始めていました。(笑)
キンプリ制作人気がでるまでには長い道のりだった
今や興行収入の面でも実績としてもとてつもない快挙を果たしたキンプリですが、元々売り出されていたCD・DVDの売り上げもなかなか伸びなかった当時制作すらなかなか形になりませんでした。しかし、このプリリズに携わった熱烈なファンの制作陣、スタッフのお陰でなんとかタイアップ無し、大赤字の中ようやく制作にこぎつけたのでした。
しかし、公開から二週間は劇場はがらがら悲しきかなお通夜状態でした。このまま終わりかと思われた矢先、プリリズRLからのファン(通称プリリズヤクザ)の人たちが驚異的なステマを発揮。Twitterなどで大拡散が行われたわけです。
そして、三週目から徐々にキンプリの魅力が伝わり始めここで【応援上映】という新しい形が生まれたのです。
具体的に応援上映って??
応援上映(おうえんじょうえい)は、映画の上映中に観客が大声を出すことが認められた特別上映回。同様のものにチアリング上映[1][2]、発声型上映[3]、絶叫上映[4]、声出し上映など。
映画上映中に観客の声援、コスプレ、アフレコなどが許される新しい映画鑑賞スタイルであり、映画館では静かに映画を鑑賞するという従来の概念を覆すものである[3][5]。盛り上がるシーンで歓声や声援を上げたり[5]、ツッコミを入れたり[5]、劇中のセリフを唱和したり[6]、サイリウムを持ち込んでコンサートのように楽しむことができる[7]。
応援上映の醍醐味は「ファンが作品の興奮や感動を共有できる」ことであり[8]、会場が一体となる楽しさがネットや口コミで話題となり[3]、同じ映画に何度も通うファンが増えたという[4]。一方で上映中に声を出すという特性上、映画に集中したい人には不向きであり、ネタバレは避けられず、「リピーター向けの祭典」ともいえる[3]。また応援上映と知らずに入場してトラブルになった例や、観客の迷惑行為で応援上映が中止された例[注 1]が報告されており、映画館側の情報の周知や観客のマナーが必要とされる
(Wikipediaより)
元々キンプリの映画も会場との合いの手を想定して作られていて、一定の間やコール&レスポンスなどの部分も用意されている。だからこそこの応援上映が生まれたわけです。
キャラクターのライブパートがあり毎回くるお客さんも違う。一種のライブビューイングと同じ形になるわけですね。
だからこそ同じ映画でも何度も足を運びたくなり結果、リピーターが一気に増える。
キンプラを見るにあたってやってほしいこと
前作のキンプリを見るのは確定として、どうしても私としては
プリリズRLを見て欲しい
これに限るんですね。この後感想を書いていくわけですがRLの知識があるかどうかで今作のキンプラの感動が全く違ってきます。当然、興味がわいたから見るという点では問題ないんですが、
ぜひともぜひともRLをよろしくお願いします!!!(ステマ)
キンプラの良かった点、悪かった点
はい、長くなりましたがここから感想。
まず、最初のミナトとコウジのロケ番組で腹筋を早速やられる。プリズム三枚おろしってなんだよ(笑)
前回のセロリとはちみつキッスでもやられたけど、笑いのセンスが割とサイコパス(衝撃)
ヒロにとっては何よりも大事な曲『Pride』がプリズムキングカップでルヰにその権利を奪われてしまい、歌うことが出来なくなってしまいます。これはまあ予告でもありましたが、RLから見ている人にとってはこの曲がいかに大事かってのはわかってもらえると思います。
そりゃヒロも落ち込むよね。だけども今回ルヰ君のポジションが割と謎の部分が多かった。RLからの流れを察するにジュネと同じでプリズムショーを広めるためにやってきた使者の一人だったって事でよいのかな??
シンちゅわあんとのプリズムショーから想像するにシンちゅわあんも元は使者で人間になったみたいな感じに受け取れた。
そして、予想以上に良かったのはオバレが当然メインで来るのは想像できたけれど、キンプリで驚異的な噛ませ犬ポジだったアレクサンダーとルヰが中々に良かった。
アレクがいなければカヅキ先輩も自分を見つめなおす事をしなかっただろうし、結果包容力MAXの大勇者となって成長する事はなかったと思う。アレクの衣装かっこよかったなぁ。
そして、ルヰもしかりキングカップであえてPrideを歌わず自分の歌で勝負をした所はほんと最高に推せるしなんといっても蒼井翔太様の歌声はまじ天使でした。(合掌)
今回ほんと良かった点としては、ショーパートでプリズムジャンプを要所に盛り込んでくれた事。
なるちゃんやベル様が苦労して飛んだ四連続ジャンプを大事な場面で発揮してくれたあの展開は最高に鳥肌立った。ベル様が悲痛な叫びでプリズムライブと叫んだ日が懐かしい。
そして、やっぱりうれしかったのがRLメンバーとの絡み。
腐女子さん達からの受けは正直あれかもとは思いますがここは物語としてRLからちゃんと引き継いでくれたのが最高だったしアンコールライブでヒューヒューと言いたくなりましたね。
後はエーデルローズメンバーもちゃんと活躍してくれた所。タイガはしっかりカヅキ先輩からストリートの意思を受け継いで結果アレクとも互角に戦ったし、カケルもおふざけキャラのイメージを払拭し、ちゃんと御曹司らしからぬ活躍をしてくれたし、雪之丞がシンを信じてプリズムカップを辞退してくれたからこそシンはプリズムジャンプを決められたし、レオ君はほんとに可愛かったねぇ。
オバレメンバーに関しては言わずもがな最高でした!!
キンプリでアレクと引き分けたカヅキ先輩は包容力大勇者へのジョブチェンジ最高でした。元々RLの頃からくそイケメンパワーを発揮していましたがキンプラで完全体になりましたね。フリーダムは強い。
コウジは今回本人の出番は少なかったにせよやっぱりショーの時のジャンプはRLファンからしたら歓喜だったしヒロの事を思ってあえて突き放したのも仕方なかったとは思うけど、ヒロメンタル弱いんだからもう少し優しくしてあげてもよかったんじゃないかとは思いました(笑)
失踪しちゃうレベルだし。
速水ヒロさんやっぱり、あなたがキングでしたか。
Prideが歌えなくなった前半パートはほんとにメンタル弱すぎて大丈夫かよヒロってなったけどりんごと蜂蜜のおかげで復活してからは流石キングでした。おみそれしやした。
ルヰに満点をだされ絶対的不利条件の中、それでも果敢に挑んだPrideは誰よりも何よりも素晴らしかった。
キングオブプリズムの栄光に憧れ、それこそ仲間を売ってまで手に入れようとした遠い存在だった証。プリズムショー自体を何度もあきらめようとした彼。
だけどオバレのメンバーやエーデルローズのみんな、RLから支えてくれていたなるちゃん達の応援でようやく立ち上がれた彼だからこそあのプリズムショーが出来たんだと思います。思い出しただけでもまだ泣けてきます。
悪かった点
正直、あまりないんですがあえてあげるとすればエーデルローズメンバーの掘り下げですかね。
オバレメインで当然話が進んでしまうので、出番があまりなかったにせよ一回ぐらいみんなでショーしてほしかった(切実)
しかし、キンプラの興行収入いかんでエーデルローズメンバーのスピンオフないしはアニメ化もあるんじゃないかと思っています!!!ほんとに切実に!!!
ほらタイガだって引き分けになっただけでまだアレク倒してないし、雪之丞さんだって女形やめてまで挑んで欲しいしプリズムショー!!いとちゃんの弟のユウだって将来有望株だし!!
まとめ
良かった点、悪かった点も踏まえてキンプラはほんとに作品としてはよく考え込まれてたし音楽も今回も良かったし、プリパラが下火になっている今だからこそもう一度プリリズをやってもいいんじゃないかと真剣に考えるほどかなりの良作でした。
ぜひみなさんもプリズムの煌めきを肌で感じてみてはいかがでしょうか。
さあ、応援上映いつ行こうかな・・・