男の私がなぜ刀ミュにハマったのか、そして上映会に行ってきた【レポ】
物なりや、人なりや……
一年前まではまさか自分が審神者をやっているとは思いませんでした。
艦コレすら1週間で投げ出した私がですよ!?
刀剣乱舞とは
『刀剣乱舞』(とうけんらんぶ)は、DMMゲームズとニトロプラスが共同製作したPC版ブラウザゲーム。2016年3月1日にスマートフォン版(iOS、Android)が『刀剣乱舞 Pocket』(とうけんらんぶぽけっと)として配信された。
名刀を擬人化した「刀剣男士」を収集・強化し、合戦場の敵を討伐していく刀剣育成シミュレーション。正式名称は「刀剣乱舞-ONLINE-」(とうけんらんぶオンライン)、公式略称は「とうらぶ」。 2015年にミュージカル化、2016年10月にはアニメ化されている。
(Wikipediaより引用)
最近しばらく流行りが止まらない擬人化シリーズですね。
元々ソシャゲのポチポチゲームというのが苦手だった私。艦隊に詳しい訳もなく、出てくる駆逐艦の種類の多さに投げ出してしまいました(艦コレファンの皆様すいません)
ミリタリー系がもう少し詳しければハマっていたのかも知れません。
私が刀ミュにハマった理由
戦国・幕末が大好きな歴オタだったから
偉人達が使っていた刀達、新選組の沖田が使っていた刀、坂本龍馬が使っていた刀!
わかりやすいし覚えやすい!
擬人化されたフォルムに関しては好き嫌いがあるものの、やはり前の偉人達の名残をどこか残しているのもさらに良かった。
設定がずるい
この刀剣男子達、歴史を改変しようとする『歴史修正主義者達』の企みを阻止する為に色んな時代に派遣されていきます。
しかし、その先で待ち構えているのは刀剣男子達にとって時にはつらい物になってしまうのです。
例えばこの刀、今剣君と岩融君
今剣は牛若丸で有名な義経の護身刀、そして岩融は弁慶が愛用していた薙刀。
なんとなく見た目も反映されていますね。
そして敵は京都三条大橋に布陣してきます。源頼朝が鎌倉時代を作る歴史を改変し兄である頼朝に追われ命を落としてしまう義経を守ろうとするわけです。
その歴史を改変するのを阻止するためこの二人はかつての主と戦わなければいけなくなってしまいます。
はい、とても辛い
しかも、今剣に関して実は戦闘で使われる事は一度もなく唯一使われたのは追い込まれ寺に逃げ込んだ義経が自害する時ただそれだけ。
はいとてもとても辛い
とまあ、悲しいエピソードがあるわけです。ゲーム内でかつての主とゆかりある土地に訪れる際もそれぞれの刀達の会話が聞けます。
ミュージカルの脚本が素晴らしい
ゲームの方は、正直刀達との遠征や育成がメインになってくるのでストーリー性だけでいうとあまりないような物なのですが、ミュージカルではそのストーリーが作りこまれているというのがかなり良い点でした。「ミュージカルまでは流石に」って思っていた自分が最初のトライアル公演である阿津賀志山編を見てどハマりしたのがこれが原因ですね。
なんてったって、ゲームでは紹介されない物語を、二次創作ではなく公式が供給してくれるわけですから。
公式の二次創作ですよそりゃ面白いに決まってます。
キャストの方々の愛とクオリティがすごい
舞台化にあたってやはり超えなければいけない壁、それはビジュアル。
2次元の壁を超えるというのがいかに難しいかは実写化された映画が続々とこけている現状を知っているオタク達ならご理解いただけるであろう、高い壁。
正直な所、全員が全員完全にはまりきっているとまでは言わないしそれぞれに愛着の持っている刀達を完全再現というのは土台無理な話。
しかし、思い出してほしい。幼き日に初めていった戦隊モノのヒーローショーを。
少し太かったり、動きが鈍かったりすることはあるにせよ立ち振る舞いや仕草を完璧に再現していたアクターの皆さんの愛情で
ゴレンジャーじゃなかったけど(見た目)、ゴレンジャーだった!!!(仕草)
という謎の感動に包まれたあの時間を。
刀ミュにおいてもそれは特に素晴らしく、キャストさん達の愛情がすごい。個人的に蜂須賀虎徹さんの雅な仕草がとても好きだったりします。
そして、後すごいのがファンサービスの熱の入れよう。基本指差し・ハイタッチなどお触り禁止が暗黙のルールなんですが自分の色のペンライトには指差し手を振り投げキッス。供給がすごいえげつない。
女子のみなさんだったら確実にやられているんでしょうねこれすさまじい。
そんな私が、満を持して上映会に行ってきた
刀ミュにハマっている女性の友人にチケットが多くとれたから良かったら来てみない?と誘われて向かいました。
代々木公園アイア2.5シアター!
予想はしていましたが、ほぼほぼ女性!グッズ待機列もさることながら応援上映会でもこんなに並ぶのかとちょっとなめていた自分を軽く戒めながら会場にIN。
展示物で実際にキャストさんが着ていた衣装が並べられてあり、少しテンションが上がる。
そして、座席に着席すると目の前に三日月さんが連れていた馬が!!
黒子さんと仲の良い小ネタをやって、退場した後始まりました!
真剣乱舞祭は、初めてみたのですが何がよかったって新選組のメンバーもなんなら三条組の義経・弁慶・頼朝兄さんまでやってきたじゃありませんか・・・
しかも仲良さげに太鼓まで叩いて・・・
それだけで十分泣きそうになりました。曲に関してはあまり知識がなかったのですが、エンドレスナイト、漢道あたりは普通に良曲で一生懸命キンブレを振っていました。
以下、箇条書きになりますが
・加州清光のアイドル力すごい
・兼さん堀川君仲良い
・蜂須賀虎徹がとても雅
・岩融くっそイケメン
・俳句とは
・石切丸さんの祈祷で思わず吹く
・新選組沖田さんが本当に理想の沖田さんだった
という感じでした。次回見る機会があったらもっと曲を聞いておきたいなと思いました。
そして、上映後に一番驚いたのが入場者特典でもらえるブロマイドをめぐっての交換会。それぞれが自分の推しのブロマイドを手に入れるためわらしべ長者合戦をしている光景が、とても新鮮で面白かった(笑)
本公演に関してもチケットをねらっているんですがやはりキャストで有名な方が多い分、倍率はかなり高めになっているのが現状で本当にすごい人気だなと改めて実感しました。
他にも、ペダステ・ハイステも見ている私にさらに追い打ちをかけてくれた舞台刀剣乱舞まだまだ沼が底知れない・・・
そう感じた応援上映会でした。