電撃アルティマニア

ゲームと映画をこよなく愛する社会人。ゲームは私の人生の教科書、ゲーム脳なんてくそくらえ!!

映像新時代!ハードコアを見てきた(映画レビュー)

 新しい撮影手法が求められニーズもどんどん増えていく映像新時代。

3Dは当たり前、4Kや4DXなんていう映画がもはや一つのアトラクションとなり始めたこの業界にまた新しい映画が生まれた。

 

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ハードコア

 

この映画、他と全く違うのは全編FPSである事

 

 

・FPSとは

 first person shooterの略で、ユーザーは実際の主人公の目線になって臨場感あふれる映像を味わえるという技法、主にシューティングゲームで好んで使われている。

 

 

流行りでいくと、Call of Duty(CoDと呼ばれる)シリーズやBattle fieldシリーズなどが有名ではないだろうか。

 

CoD

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今まで一人称視点を使う映画はあったが、それを全編使ってきたのはハードコアが初めてではないだろうか。

 

まず最初に映画の感想としては、

 

FPSの良い所悪い所全て詰め込まれた作品

 

この一言に尽きるのではないだろうか。

 

・ハードコアの良かった所

 圧倒的な臨場感!この点においては、他のどの映画よりも素晴らしい出来だったのではないだろうか。

 主人公が目覚めたばかりで声を出せないという設定もよくきいていて見ている側の入り込みやすさとしての誘導がよく出来ていたし、カーチェイスの戦闘シーンはやっぱり予告で持ってくるぐらいにはド迫力!そして、監督は絶対FPSゲーマーなんだろうなぁと思わせるほどのどこか見た事のある映像(笑)

そして、撃ち合いのシーンもさる事ながら敵から逃げる時のフリーランも素晴らしい!

 

 これでもかと映像に詰め込んできやがりましたよ。

 

 

・ハードコアの悪かった所

圧倒的なFPS酔い。

 FPSゲームにおいて、切っても切れない最初の高い壁それがFPS酔い。

視点が一人称視点であるため主人公が全速力で走る縦揺れ、カーチェイスや格闘シーンでの大きな映像の揺れの為見ている側が酔ってしまう。

(最近流行りのVRでも同じ酔いが起こる)

この部分がとても辛かった。CoDのユーザーで割とFPS酔いに慣れている私でさえ、異常に目が疲れた程だ。

ゲームに関してはある程度を想定して振動を小さめに設定されていたり、銃での戦闘がメインのため割と映像が動く事は少ない。

しかしハードコアに関しては、銃を使った戦闘と同じ割合で格闘戦があるため

 

まぁ揺れる揺れる。

 

FPSで格闘戦に関しては、自分の腕や足身体の一部しか映像に入らないためここはそんなに入れなくても良かったんじゃないかなと正直思いました。

後はストーリーがいまいちだった(笑)

 

とまあ、色々と書きましたが

 

FPSユーザーは一見の価値あり!

しかし相当な揺れに気をつけろ!

 

これが見に行く予定の人に言える忠告でした。

 

コナンも見たいし、今年も映画は豊作だなぁ。